うつ病の辛さ うつ病の人は何を考えているのか

こんにちは。まめです。

今回はうつ病の辛さということで、うつ病の人が何を考えているのかを紹介したいと思います。

うつ病は社会的に認知されてきている病気ですが、「精神的に弱い人がなる病気だ」とか「甘えてるだけなんじゃないか」とか思っている方が一定数いるのが現状だと思います。

中には直接的にこのような言葉を投げつけてくる方もいますし、頭の片隅でこのような思考の人もいると思います。

病気を患った方しかわからない辛さが多いだけに理解されにくいですね。

今回、うつ病の人はこんなことを考えているんだよというのを今回紹介しますので、うつ病の方は自分だけじゃないと思ってもらい、うつ病を患っていない方はうつ病の理解が深まってもらえればと思います。

うつ病の人の思考

 

うつ病の人の思考

うつ病の人がどんな思考でいるかですが、人にもよるかと思いますが僕の場合はこんなことを考えてしまいます。

・自分は精神的に弱い人間だ。自分は甘えてるだけだ。

・他人に迷惑をかけてしまっている。

・どうしてこんなことになってしまったのか。

・いつ治るのだろうか。

・この先どうやって生きていけば良いのか。

 

自分は精神的に弱い人間だ。自分は甘えてるだけだ。

まずはこのような思考ですね。

他人からこのように思われがちなうつ病ですが、実は自分自身が一番このように思っています。

「うつ病は病気だ」という医学的な見解を見ても、「いや、自分の場合は甘えてるだけだな」という思考にどうしても陥りがちですね。。

例えば、骨折や内臓の病気などと違い、客観的に病気であるという事実がわからないだけに自分自身が一番自分を疑ってしまうわけですね。

 

他人に迷惑をかけてしまっている。

次に、例えば休職や療養をしている場合は、常に「他人に迷惑をかけている」という思考になっています。

仕事の同僚であったり、家族だったりに対して、申し訳ないな。。。という気持ちでいっぱいですね。

特に家族なんかは直接的に言ってるくる人もいたり、直接的に言われなくても、そう思ってるんだろうな。と解釈してしまったりします。

そして、このことを本当に常に考えてしまいます。

どうしてこんなことになってしまったのか。

次に、「どうしてこんなことになってしまったのか。。。」という思考ですね。

元々はバリバリ働いていたり、活発に活動していたりしたころを思い出して、今の自分と比較してすごく落ち込みます。

「なんか自分が悪いことしたのかな。。。」とか「なんで自分だけこんな辛い思いをしなくてはいけないのか。。。」と考えてしまいます。

僕の場合は、ベッドで寝る前にこのような思考に陥ることが多く、悲しくなって泣いてしまったりすることが多いです。

いつ治るのだろうか。

続いて、「いつ治るのだろうか。」という不安です。

うつ病は人によって良くなる期間もバラバラです。

周囲の環境だったり、サポートしていくる人の有無などでも変わってきますね。

特に最近ではネットなどで、〇か月で復職しました。とか見てしまうと、自分は同じ期間療養しているのに全然良くなってないという思いが出てきます。

この先どうやって生きていけば良いのか。

最後に「この先どうやって生きていけば良いのか」という不安です。

うつ病は一度患ってしまうと、人生でずっと付きまとってしまう病気です。

仕事でも恋愛でも、一度うつ病になったということがあると、嫌煙されしまうことがあるというのは事実ですし、その事実を自分自身がわかっているため、何をするにしても不安になってしまいます。

もちろん、自分に合う仕事や恋人に出会える可能性もあると思いますが、そんなうまくいかないだろ。。という不安を常に抱えてしまいますね。

僕の場合、一年くらいこの思考に悩まされて、うつ病がさらに悪化してしまいました。

 

周りの人はどう接するべきか

 

周りの人はどう接するべきか

では、うつ病を患った方にどのように接するべきかについてです。

まずは、「精神的に弱いだけだ」とか「甘えてるだけだ」とかそう言った言葉は絶対に投げかけないようにしましょう

また、友人などだと「休めていいじゃん」とか「せっかくだからどこか旅行でも行きなよ」とかいう言葉もやめたほうが良いです。

暴力的な言葉はもちろんですが、そのほかの言葉でもうつ病の人を傷つけてしまう可能性は十分にあります。

上でも紹介した通り、うつ病の人自身が「甘えてるだけだ。。」という思考になっているため、外からそのような言葉を投げかけられると、「やっぱりそうなんだ。。。」とさらに悲しくなります。

どのような言葉が良くないかは下の記事で紹介していますので、参考にしてみてください。

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また家族や親友など、本当に大切な人がうつ病を患っている場合は、うつ病に関する知識を身につけましょう。

社会的に認知されつつある病気ではありますが、まだまだ、どんな病気であるのか理解されていない部分が多い病気だと思います。

なので、自分の本当に身近な人が患ってしまった場合は、自分自身も理解を深めてサポートしてあげるとうつ病を患っている方は本当に助かります。

うつ病の人はどのような思考になるのが良いか。

 

うつ病の人はどのような思考になるのが良いか。

では続いて、うつ病を患っている方向けの紹介です。

上で紹介したようなマイナス思考に陥ってしまうと、その悪循環で、どんどん体調が悪くなっていきます。

なので、どこかで思考の転換をする必要があると僕は思います。

僕が考えている思考の転換を紹介しますので、参考にしてもらえればと思います。

・自分の体調は自分が一番わかっている。

・別の生き方を考える。

自分の体調は自分が一番わかっている。

まずは「自分の体調は自分が一番わかっている。」という思考です。

うつ病は上でも紹介したように、客観的な根拠がないので「自分は本当にうつ病なのか。。」と疑ってしまい「甘えてるだけだ」という思考につながります。

病院でうつ病と診断されることは、客観的な根拠の一つではありますが、大体は問診などだけであるため、「甘えているのか」「病気なのか」迷ってしまうこともありますよね。

ただ、これは僕の考えですが、前と同じように動けていないことこそが自分が病気であるという根拠」かなと思います。

なので、自分自身が「体調がよくない」と思ったなら、それは甘えではなく病気なのだと思います。

結局、自分の体調は自分しかわかりません。

特にうつ病の辛さは医者であっても他人とは完全に共有できないものだと思います。

なので、自分の辛さに正直になることが一つの大事な思考かなと思っています。

別の生き方を考える。

続いて「別の生き方を考える。」です。

これも僕の考えですが、正直「元に戻るのは無理」と思っています。

僕は今まで三回の休職を経験していますが、休職のたびに明らかに自分の体力や精神的な辛さを乗り越える力が衰えていると感じます。

例えば、前は残業をたくさんしても大丈夫だったり、あまり得意でない人との会話も我慢できたりとしていましたが、だんだんその負荷に耐えれなくなってきました。

なので、前と同じように生きるのは無理だと思っています。

しかし、前と同じ生き方に戻る必要があるかは別の話だと思います。

前の生き方をしていたから、ストレスを抱えてしまい、うつ病を患ってしまったわけなので、前の生き方は自分の本当にしたい生き方ではなかったというわけですね。

生き方を変えるの難しいです。今までの自分の頑張りが無になるような感覚もあります。

しかし、自分に合った生き方をすることが、幸せになる一番の方法かなと僕は思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。

うつ病の人が周りにいる方むけ、うつ病を患っている方むけにどう対処したら良いか紹介してきました。

どちらにせよ、まずはうつ病という病気をしっかり理解することが大事ですね。

また、うつ病を患っている方は「自分が病気なんだ」ということを認識して、いつかはこの病気に立ち向かっていかなければいけないときが来ます。

僕自身も前向きになろうと思っていますが、どうしてもマイナス思考に陥ることがあります。

ただ、少しずつでも進んでいけたら良いなと思います。

前に進んでいくときに、今回紹介した思考が役立てば良いなと思います。

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