うつ病で転職をする方法 転職サイト・エージェント、就労移行支援

こんにちは。まめです。

会社の業務内容や業務量、人間関係などが原因でうつ病になった場合、やはり転職というものを考えますよね。

転職サイトも数多くあり、どこを活用しようか迷ってしまいます。

また、病気で休職や離職などで、しばらく会社勤務をしていないと、転職しても普通に働けるか不安になる場合もあります。

そんな時には、就労移行支援から企業に就職するというのも一つの手段です。

もちろん一つのサイトだけでなく、複数を活用することが有用だと思いますが、あまりたくさん登録しても不必要なメールばかり着て面倒だなと感じますよね。

なので、各サイトを比較して、うつ病で転職する際に望みの企業が見つけやすサイトを紹介したいと思います。

また、障害者向け専用の転職サービスもあるため、障害者手帳を取得している方は、そっちのサービスも活用してみるのも良いです。

障害者向けの転職サービスについても、この記事で紹介していますので、参考にしてみてください。

転職するか復職するか

転職するか復職するか

まずは、うつ病で休職している際に、復職するか転職するかです。

会社を変えるということはそれなりにリスクがあることなので、しっかり考えたほうがいいですね。

また、復職するにしても、配属部署や担当業務を変えてもらうことで、転職と同等の効果を感じられる可能性もあります。

ただ、僕の考えとしては、復職するとやはり周りが気になります。

これは僕が二度目の復職の際に感じたことですが、周りから感じる目をそうですが、それよりも自分が周りを気にしてしまいます。

例えば、前担当していた仕事の進捗を耳にしたり、後輩や同期がバリバリ働いているのを見ると、自分を情けなく感じ、どうしてもそれを拭うことができず、そのストレスもあって再度休職となりました。

なので、例えば、全く違う事業所に転属させてもらうとか、バッサリと仕事を変える必要があると感じています。

自分が復職した際にどのような対応を受けることができるのか、会社にしっかりと確認して、転職か復職か検討するのが良いですね。

なかなか自分で決断できない場合は主治医やカウンセラーなどに相談するのもありだと思います。

また、転職活動をするにせよ、復職をするにせよ、体調が整っていることが大前提です。

週5日しっかり活動できるだけの体調に回復することをまずは最優先として、それから色々と考え始めましょう。

 

今回の記事では転職することに決めた際に参考にしてもらえればと思います。

転職の手段

まず、転職の手段としてはタイトルにも書きましたが、主に3つの手段があります。

・転職サイト
・転職エージェント
・就労移行支援

転職サイト

転職サイト

まずは転職するとなると一番に思いつくのが転職サイトですね。

これは「リクネビNEXT」や「doda」などが有名なサイトでCMや町中の広告などで見かけることも多いです。

新卒で就職活動をした時のように、基本的には自分で条件を入れて検索をして、合致する企業に応募し、面接を受ける感じですね。

ただ、新卒の時とは違い、すでにキャリアがある方は、自分の業務経歴などを登録しておくと企業側から連絡が来るようなサービスを展開しているサイトもあります。

新卒で就活をしていた時は、どちらかといえば、「会社に採用されたい!」という思いが強くなりがちですが、転職の場合は「自分が会社を選ぶ」ということを意識して、自分が納得する条件で就労することが大切です。

転職サイトは、ちょっとした時間でも見ることができますし、登録も簡単なので、まずは大手サイトに登録しておくと良いですね。

転職エージェント

転職エージェント

続いて、転職エージェントです。

最近ではかなりメジャーになってきたサービスですね。

基本的に無料で利用することが可能です。

これは、転職エージェントと面談して、自分の希望条件などを細かく相談でき、エージェントから企業を提案してもらえるサービスです。

また履歴書の添削や面接のスケジューリングの代行などをしてもらえるサイトもあるため、何が利用できるか確認しておくのが良いですね。

ただ、何となくで登録すると電話やメールでの連絡も多いですし、エージェントとの面談等をする必要もあるため、転職サイトのような気軽さはないので、しっかりと転職するという決意を固めた後に利用していくのが良いですね。

さらに、うつ病などの精神疾患を患っている方向けの転職エージェントもあります。

就労移行支援

就労移行支援

上の二つは、一般的な転職で使われるものですが、うつ病などで離職し、再就職する場合は就労移行支援という選択肢もあります。

長期の離職などで、働くこと自体に不安がある方が就職するために通う福祉サービス事業です。

就労移行支援は支援事業所に一定期間通い、ビジネスマナーなどの基本的なものから、ストレスマネジメント、コミュニケーションの注意など再就職への不安に対するプログラムが実施されます。

また、就職後も定着支援をしてくれる場所もあり、スタッフに継続的にサポートしてもらうことができ、就職後の企業などと業務内容等について調整してもらうことが可能です。(オープン就職の場合)

料金については、福祉サービスの一環となるため、前年度の所得に応じて次のような料金が発生します。

区分世帯の収入状況負担上限月額
生活保護生活保護受給世帯0円
低所得市町村民税非課税世帯0円
一般1市町村民税課税世帯(所得割16万未満)
※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム利用者を除く
9,300円
一般2上記以外37,200円

住んでいる市区町村により違いがある場合もあるようなので、自分の住んでいる場所の役所に確認をしましょう。

また、利用するには障害者手帳もしくは医師の診断書が必要となりますので注意が必要です。

就労移行支援については別の記事で詳しく解説していますので、そちらも参考にしてみてください。

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転職サイトの紹介

では、転職サイトの紹介です。

リクナビNEXT

リクナビNEXT

まずは転職サイトでは最大手となる「リクナビNEXT」です。

実に転職を検討した人の8割が利用しているという実績もあります。

・掲載求人数が多い!(40.000件近くの求人有)
・スカウト機能があり、企業やエージェントから連絡が来ることもある
・サイト内での検索履歴から求人をピックアップしてくれる
・グッドポイント診断という自己分析ができるツールがある。

やはり何より、掲載求人数が多いです。

単純に企業を探しやすく、自分の希望の条件にマッチした企業を見つけやすいですね!

また、グッドポイント診断というものがあり、自己分析をして、それにマッチする企業を提案してくれたりします。

ただ、エンジニア系は人材派遣会社が結構上位表示されているので、よく募集条件等を読んで自分に合うか決めるのが良いです。

人材派遣会社とは?

人材派遣会社は所属としては、その企業となりますが、大手企業などに派遣されて働くことが大半です。
大手企業の正社員と同じ仕事をすることとなるため、やりがいがあると感じる人もいますが責任も同じく背負うことになりますし、残業等も派遣先の企業に依存しがちです。

ただ派遣された企業が自分に合わなければ、会社と相談して他の派遣先に変わることも可能だったりするので、自分が働きたい条件や、企業としてどこまで答えてくれるのかしっかり確認するべきです。

doda

doda

続いてはdodaです。

このサイトもかなり有名ですよね。

・掲載求人数が多い!(60.000件近くの求人有)
・サイトが見やすい
・メーカーが多い
・年収査定サービスがある。

2020年5月時点では6万件の求人があり、リクナビNEXTより多かったです。

また、個人的にはリクナビのサイトより見やすいデザインでわかりやすいなと感じます。

エンジニア系もメーカーが上位表示されているので、見つけやすいですね。

また、年収査定サービスという、自分の職歴等を入力することで年収を査定してくれサービスもあり、自分のキャリアの適正さ年収を確認することもできます。

エン転職

エン転職

続いてはエン転職です。

・掲載求人の独自性が高い(エン転職にしか乗っていない求人が81%)
・入社後の支援プログラム
エン転職は独自性の高い求人が多いのが特徴ですね。
また、入社後の支援プログラムという定着支援も行っているのが他にはないメリットです。

転職エージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェント

まずはリクルートエージェントです。

これはリクナビと同じサイトで運営されていてリクナビサイトに登録すれば、そのまま利用できます。

・求人数が多い。(非公開求人を含めると200.000件近くの求人有)
・転職支援の実績がNo1

やはり、リクナビのサイトと同様に求人数が多く、非公開の求人も含めると20万件にも及びます。

こういった非公開の求人を提案してもらえるのもエージェントを活用するメリットの一つですね。

そして、多くの方が活用していることもあってか、転職支援の実績も十分です。

doda エージェント

doda エージェント

続いて、dodaのエージェントサービスです。

これもdodaのサイトが運営しているもので、dodaに登録していればそのまま利用できます。

・求人数が多い。(非公開求人を含めると100.000件近くの求人有)
・障害者向けのサービスもある
まずは求人数も十分であり、リクルートエージェントよりは少ないですが、10万件の求人を見ることができます。
エージェントとの相性や紹介してもらえる企業は違うので、どちらも面談してみて、良いほうを利用するのがいいかなと思います。
また、dodaでは障害者向けのサービスとして「dodaチャレンジ」というものがあるのも大きな特徴ですね。

dodaチャレンジは障害者向けの専用の転職支援サービスのため、エージェントが各々の障害の状態に配慮したサポートをしてくれたり、企業を紹介してくれたりと普通の転職エージェントにはない、様々なサービスを受けることができます。

ただ、障害者手帳を持っていないと利用することができないので注意です。

マイナビエージェント

マイナビエージェント

続いて、マイナビエージェントです。

・求人は中小やベンチャーが多め
・未経験の方向けの求人が多い
・転職回数や年代別のサポートがしっかりしている。
マイナビエージェントは転職サイトのマイナビ転職のエージェント版ですね。
マイナビ転職が中小やベンチャー企業が多いため、エージェントでも同じような企業が多めです。
転職回数が少ない人のサポートもしているため、どちらかといえば、若手の方や、転職経験が少ない方向けのイメージですね。

アットジーピー atGP

・障害者向けの転職サービス、実績もNo1
・エージェントも障害に合わせてサポートをしてくれる。
・障害者専用なので、取り扱う企業も障害者採用をしている企業を多く保有している。
・障害者手帳を持っている、もしくは取得予定の方のみ利用可能
最後に障害者向けの転職サービスのアットジーピーです。
ここは、障害者向けというだけあって、障害者向けに特化したサービスを受けれるのが何よりのメリットですね。
エージェントと一緒に、障害に合わせた自分のキャリアや企業を探すことができます。
他のエージェントでも障害をある程度配慮してくれると思いますが、障害者手帳を持っている場合は、この障害者向けのサービスを利用するのが良いですね。

個人的には転職サイトもエージェントも今回紹介したリクナビかdodaが利用しやすいと感じます。

また、障害者手帳を持っている方はdodaチャレンジを活用するのも良いと思います。

そのほかの転職サイトはハイキャリア向けであったり、第二新卒向けであったりとうつ病で再就職する際にはあまり活用できないかなという印象ですね。

なので、大手のこの二社を中心に転職活動を進めていくのがおすすめです。

ただ、それぞれの転職サイトで独自のサービスをしていたりするので、とりあえず登録して、サービスを受けてみるのもおすすめです。

就労移行支援

就労移行支援については、数が多くなったので、別の記事で事業所ごとの特徴を解説しています。
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まとめ

いかがだったでしょうか。

うつ病で、休職していると本当に今後どうしようか迷いますよね。

僕自身も今現在かなり迷っています。

転職するにしても様々な手段がありますが、うつ病で休職している場合は、エージェントか就労移行支援など、自分の病状に合わせたサポートしてくれるサービスを活用するのが良いと思います。

自分が活用できるサービスをしっかり把握して、役立てていきましょう!

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