うつ病 初期症状 寝れなくなったら休みましょう

こんにちは。まめです。

今回は、うつ病の初期症状について紹介しようと思います。

僕の経験を基にどの症状が、危ない状態で、休職等の選択を取るべきかを紹介したいと思います。

どの症状が一番危ないのか?

⇒ 夜、眠れなくなったら迷わず休みましょう

うつ病の初期症状

うつ病の症状としては、精神的なものと、身体的なものがあります。

精神的

・様々な意欲の低下
 趣味が楽しめない、食欲がない、性欲がない、など・・
・会話や本などの内容が頭に入ってこない
・集中力の低下
・希死念慮(死にたい、消えたいと考える)

身体的

・睡眠障害
 ※寝つきが悪い、中途覚醒(夜中に起きて寝れない)、過眠など・・
・過食
・疲労感、倦怠感
・動機、息苦しさ、口が渇く

一般的にはこのような症状が出始めたら、うつ病を疑ったほうが良いです。

しかし、疲労感や倦怠感などは短期的に疲れが出ているだけだと感じてしまったり、疲れているから、集中力が落ちてしまっているだけだと考えてしまいがちです。

ここの判断は非常に難しいところで、そのまま頑張り続けてしまうことが大半だと思います。

そして、意欲の低下や希死念慮、睡眠障害など、生活に影響が出始める段階ではかなり危険な状態なので、いち早く、病院を受診することをおすすめします。

では、次から、僕の場合どのようなステップで、病状が悪化していったかを紹介したいと思います。

どのような段階を経てうつ病が悪化したか

どのような段階を経てうつ病が悪化したか

どのような症状が出るかは人それぞれですし、何が一番辛いと感じるかも人それぞれです。

なので、必ずしも自分に当てはまらない場合もあると思いますが、参考にしていただければと思います。

僕は、休職前の病状として一番悪化していたのは、一回目の休職の時でした。

この時は、仕事も激務で、ほぼ毎日終電またはタクシーで帰宅するような生活で、残業も平均80時間、時には、100時間近く残業した月もあり、そのような状態が半年以上続いていました。

このような状態で僕の場合は次のような段階を経ていきました。

①ストレス発散のため、過食するようになる

②身体のあちこちが固くなる
 特に胸のあたりの筋肉が固くなり、肩こりのような痛みがでる

 ※このあたりから、消えたいという気持ちがだんだん出始める

③食欲がなくなる

④夜寝れなくなる。

身体が限界になり、休職となる。

①ストレス発散のため、過食するようになる。

まずは、過食するようになりました。帰る時間も終電ばかりの生活でしたが、コンビニによって、ごはんやお菓子を買って夜食べたりしていました。

体重もだんだん増えていってしまいましたが、食べることでストレス発散にはなっていたので、このころは精神的にはそこまで辛さは来ていませんでした。

②身体のあちこちが固くなる。

だんだんと精神的にも辛くなってきて、会社も休みたいと思う日が増えてきたのですが、そんな時に、肩こりはひどかったのですが、胸のあたりの筋肉が固くなり、肩こりのような痛みが出るようになりました。

初めての経験で、胸のあたりが痛くなったので、これは何か大変な病気なんじゃないかと不安になりましたが、内科的に、異常はなく、整体に行ったら、全身が固くなっている言われ、整体に通うようになりました。

③食欲がなくなる

そして、だんだん食事をとるのも面倒になり、一日、昼ご飯を食べるだけの生活になりました。

ただ、このころは、ある意味ダイエットになってるかもと訳の分からないことを考えていて、実際に5kgほど一か月で痩せていました。

④夜寝れなくなる。

最後に夜寝れなくなりました。

朝の五時ごろまで、次の日のことが不安になり寝れず、朝八時半ごろに家を出て、会社に行くような生活になっていました。

この「寝れない」というのが、身体的にも精神的にも僕は一番辛かったです。

まず、当たり前ですが、睡眠不足になるため、日中の集中力も体力もどんどん落ちていくので、寝れないことで、身体的にはどんどん辛くなっていきます。

また、精神的には、「寝たいのに寝れない」というのは、想像以上に辛いです。

この前の「食欲がなくなる」は、考えとして、「食べなくてもいい」と思うので、精神的なストレスはそこまでありませんでした。
※ただ、どんどん身体的には辛くなっていきます。。。

しかし、頭では寝たいと思っているのに、寝れないというのは、夜中の間、ずっと悶々としてしまうので、精神的にかなり辛くなってきます。

もちろん、もっと前の段階で休むのが良いですが、最初にも書いたように、寝れなくなったら、迷うことなく、すぐに病院に行って、休みましょう

うつ病の怖さ

仕事や家庭など、生きていく上で、どうしても頑張らなければいけないタイミングなども訪れると思います。

それが短期的な場合は、何とかなるかもしれませんが、長期的になる場合は、いち早く、負担を軽減できるよう、周りや自分の行動を変えるよう動いたほうが良いと思います。

うつ病は大変な病気ですし、一生付きまとうこととなります。

一度なってしまうと、治療にも時間がかかりますし、何度も再発する可能性があります。

身体的・精神的に辛い状況が続く場合は、いち早く手を打つことをお勧めします。

逃げることは、何も悪いことではないです。

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