こんにちは まめです。
いろいろなことに悩み、うつ病になってしまい、休職などで一旦休むことになった時、焦りから「何かしなくては!」と焦りますよね。。
しかし、その焦りが一番うつ病の回復を遠ざけてしまいます!
そこで、うつ病で休職経験がある僕が「うつ病の改善に良かったな」と思ったことについて、各時期ごとに紹介していきたいと思います。
うつ病は主に急性期⇒回復期⇒継続期のような流れで回復していくとされています。
今回は僕が急性期に陥っていた際に、改善に役立ったと思う過ごし方について紹介します。
急性期の症状
急性期は、頑張って日常生活を送っていたけれど、いろいろな理由のストレスで、「もう限界・・・」となって休職等をすることになった際に陥っている症状です。
今までの頑張りやストレスが反動となり、ほとんどベッドから動けないような状態が続きます。
また、少し外出してもすぐに疲れてしまったり、周りが気になり、ストレスを感じてしまいます。
精神的にも、今まで楽しいと思えていたことが楽しくなくなったり、趣味にも興味がなくなるなど、何もしたくなくなり、ずっと気分が沈んでいる状態です。
僕の場合は、ずっと寝たきりというわけではなかったのですが、食欲がなくなり、なにも食べなかったり、突然不安になり、大泣きしてしまったり、なかなか生活が安定して送れない状態が続きました。
調子の良いときは普通にゲームしたり、読書をしたり、家事をしたりできますが、何もできない日はベッドでぼーっと過ごすことも多いです。
良かった過ごし方
僕の場合は、上でも書いた通り、ずっとベッドの中というわけではなかったのですが、外に出るのが億劫になっていたり、「早く復職しなくては」とずっと焦っていました。
しかし、そのような心持ちではなかなか回復していきませんでしたが、次のことを意識し始めてから少しずつ回復していく感覚がありました。
・とにかく休む!(休む!ということを意識する)
・多少無理してでも一日一回は外に出る
※10分ぐらいでも違います!
とにかく休む!
まず、この時期は、タイトルにも書いた通り、「とにかく休む!」ことを意識することが大事だと思います。
身体が疲れ切っている状態なので、まずは何よりも優先して休むことを考えるべきです。
休職しはじめの時期は、会社への罪悪感で心が一杯になり、「一日でも早く回復しなければ!」と、かなり焦りますよね。
「休む!」ということを意識しないと、ついつい無理に活動したり、気持ち的にも焦りが出てきます。
なので、まずは今まで頑張ってきた自分を労り、休むことが大事だと思います。
多少無理してでも一日一回は外に出る
次に一日一回は多少無理してでも外に出たほうがよいと僕は思います。
※どうしても出れないときは仕方ないと思います。
やはり、家の中にずっといると鬱々とした感情が出てきて、マイナス思考になり、嫌な考えがどんどん浮かんできます。
外に出れば、多少気分転換にもなりますし、太陽の光を浴びることもうつ病には良いとされています。
本当は午前中に外に出るのが良いとされていますが、無理であれば午後とか、夕方でも良いかと思います。
※夜は逆に目が冴えてしまうような気がするので僕は出ないようにしてました。

他にも、「生活リズムを整える」「運動する」「三食きちんと食べる」など、ネットに書いてあったり、主治医から言われるかと思いますが、正直、個人的には、「できたらやってるよ!」という感じがします。
逆にきちんと生活しなきゃと思うと、そこで無理をしてしまい、体調が悪くなったり、できない自分を責めてしまいます。
ある程度、身体が休まるまでは、あまり気にせず、自分の思うように休むことが一番大事です。
しかし、社会復帰をする上では、上記のことは非常に大切です。
なので、少し体調がよくなってきて、自分の意欲が出てきてから、チャレンジするのが良いと僕は思います。これは回復期に実施することだと僕は思います。
休むといっても何をする?
では、休むといっても何をするかですね。
基本的には何をしてもいいと思います。
自分がしたいことをするのが一番ストレスがなく過ごすことができます。
人にもよりますが、睡眠が安定せず、夜寝れなかったり、日中眠くなってしまったりすると思います。
その場合、寝れないときに無理に寝ようとせず起きてみたり、日中眠くなったらそのまま寝るなど、この時期は、自分の身体の欲求に合わせて生活して良いと僕は思います。
あとは、なかなか、活動的になれず、外出するのも億劫な時期でもあると思うので、ぼーっとテレビを見たり、少しでも楽しいと思えることがあれば、それをするのが良いと思います。
その中で、僕が実際にやってよかったことは、なるべく「能動的になることをする」です。
この時期は、身体もですが、精神的にもかなり疲弊していて、ぼーっとしている時間でも、ふとマイナス思考に陥り、気分が一気に沈んでしまうことがあります。
なので、受動的にテレビや映画を見るよりは、能動的に、散歩をしたり、ゲームをしたり、楽器を演奏したり、絵を描いたり、と手や身体を動かすアクションをするのが良いと思います。
自分の場合は、ゲームをするのが一番気を紛らわすことができました。
最近ではスマホで簡単にゲームもできるのでお勧めです!
この気分が落ち込んだ時の対処法については、別記事でも詳しく書いているので参考にしてください。
さいごに
このように、急性期は身体的にも精神的にも疲れ切っている状態なので、あまり活動的になれず、ベッドで過ごす時間も長くなり、何をできない自分が嫌になる時期です。
休むことに罪悪感でいっぱいになり、将来が不安になります。
しかし、うつ病という病気のせいだと割り切り、しっかりと休むことが、回復への一番の近道だと、僕は思います。
僕の場合も、なかなか前向きになれない時期でした。
しかし、マイナス思考になるほど、やはり回復から遠のいていきました。
なかなか、簡単には割り切れないとは思いますが、意識を変えて、ゆっくり休みましょう!
回復期に差し掛かるときの過ごし方についても記事にしていますので参考にしてみてください。
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