書籍レビュー 「屍人荘の殺人」 今までにない手法のミステリー小説

こんばんは。まめです。

みなさんミステリー小説は好きですか?

僕は大好きで今までいろいろと読んできたのですが、今回は昨年末に映画も公開された「屍人荘の殺人」について紹介したいと思います。

目次

概要

「屍人荘の殺人」は2017年に発売された小説で今村昌弘さんのデビュー作です。デビュー作にも関わらず、数々のミステリー賞を受賞するなど、当時は書店に行けばまず一番にポップアップされていたので、見たことがある方も多いと思います。

2019年9月に文庫も発売され、僕はこのタイミングで購入しました。

また、2019年12月に神木龍之介さん主演で映画化もされましたね。

作品はいわゆるクローズドサークル※1ものでよくあるパターンなのですが、そのクローズド・サークルになる状況がかなり特殊で、殺人手法もその特殊な状況を利用したものになっており、今までにないミステリー小説になっています。

※1:館などの密室や孤島などに取り残され、そこで殺人が起きていくもの

しかし、この特殊な設定のため、好き嫌いは結構分かれる作品ではないかなと思います。

以下より特殊な状況のネタバレを含みながらの記事になるためご注意ください。
※犯人のネタバレはしません。

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