スマホやタブレットなどでも利用できる電子書籍アプリ「Kindle」
電子書籍を活用している人であれば利用しているかたも多いと思います。
しかし、Kindleを利用していても、Kindle専用端末を使用していない人もいますよね。
わざわざ専用端末を買わなくても、スマホでの利用で十分だし、持ち運ぶものも増えます。
たしかに、持ち運びやすぐに使えるという点ではスマホなどの方が良いかもしれません。
しかし「読書の時間を作る」という意味ではKindle端末を活用することは大きな意味があると思います。
今回はKindle端末でできることや、スマホではなくKindle専用端末はどんな人に向いているかについて紹介していきます。
Kindle端末とは?
KindleはAmazonが配信している電子書籍のアプリです。
スマホやタブレットなどで利用することができます。
たくさんの本を持ち運ぶことができ、ハイライトや付箋などもできるため、小説や漫画だけでなく、ビジネス書を読むのにも非常におすすめです。
Kindleアプリは端末間で同期ができるため、読んでいる場所の共有ができたりもします。
なので、スマホアプリで途中まで読んでいた本をタブレットやKindle端末で途中から読み進めることができたりもします。
そんなKindleアプリだけを利用できる端末がKindle専用端末です。
Kindleの電子書籍を読むこと以外はできません。
また、カラーではなく白黒表示なので、雑誌などを読むのには向いてませんね。
Kindle端末の特徴
Amazonで購入した電子書籍を読むことができる
まずは当然ですが、Amazonで購入した電子書籍を読むことができます。
むしろそれしかできません。
Kindleアプリと同じようにハイライトや付箋などはできますが、他のアプリを入れることはできませんし、ネットも見れません。
実際に紙で読んでいるような感覚
Kindle端末の大きな特徴として「紙で読んでいる」ような画面の質感があります。
液晶としては「E-lnk(電子インク)」と呼ばれるディスプレイが採用されていて、本当に紙で読んでいるような感覚を味わえます。
また、フロントライ方式で直接目に光が入ってこないため、ブルーライトを気にする必要はなく、外の日差しがあるところや家の中の少しくらい場所でも画面をはっきり見ることができます。
防水性能有り
最後に防水性能があります。
最近のスマホも防水のものが多いため、大きな利点ではないですが、お風呂で本を読みたいという方も多いと思うので、安心してお風呂でも利用することができます。
この特徴を見ると、「目に良いくらいでスマホで十分じゃん」と思う方もいると思います。
確かに機能面だけで見るとスマホの方が多機能ですね。
しかし、Kindleを読むことに特化した端末ならではのメリットがたくさんあります。
Kindle端末がおすすめな人
では、ここから、Kindleのメリットと共に、専用端末を使うことがおすすめな人を紹介していきます。
スマホの容量・バッテリーを圧迫したくない人
まずは、スマホの容量・バッテリーを圧迫しなくなります。
最近はスマホの容量もだいぶ増えてきましたが、電子書籍は漫画とかを買い始めると結構な容量になってきますよね。
なので、電子書籍をKindle端末に移行すれば、スマホ側で電子書籍分の容量を別で使用することができます。
また、電子書籍を外でたくさん読んでいるとバッテリーもなかなか消費します。
スマホのバッテリーが減っていくことって、結構不安に感じますよね。
特に少なくなってくると本読みたいけど、バッテリーが不安だからやめておこうとなったりもします。
Kindle端末のバッテリーは一日に使用する時間にもよりますが、1~2週間は全然持ちます。
このように、Kindleを読むことに必要な容量やバッテリーを専用端末側に移行できるのも大きなメリットですね。
お風呂で読書をしたい人
防水性能があるため、お風呂での利用が可能です。
スマホなどでも最近は防水のものが多いため、それで十分だと思う方もいるかもしれませんが、例えば、画面等がわれてしまっていたり、劣化しているものだと、少し不安に感じる人もいると思います。
そもそも、スマホ自体がかなり高価なため、万が一故障したら嫌だという方も多いと思います
そんな時にKindleであれば、気兼ねすることなくお風呂で本を読むことができますね。
読書の時間を作りたい人
僕が一番おすすめしたい人はこの「読書の時間を作りたい人」です。
電子書籍をスマホやタブレットで読んでいると、どうしてもネットサーフィンや動画を見たくなったり、何かしらの通知が来るとそっちに気が入ってしまいます。
なので、電子書籍を読むこと以外ができないKindle端末を使用することで、読書をするモードに入り没頭することができます。
家にいるときはもちろん、通勤・通学などで電車に乗っている時も、スマホで読んでいるよりは、しっかり読書しようという気分になることができます。
寝る前に読書をする習慣がある人
最後に、寝る前の読書を習慣としている方にもおすすめです。
寝る前のスマホなどのブルーライトが発光するものは、睡眠に大きな影響があります。
寝る前の1時間前からはテレビやパソコン、スマホを見ないほうが良いと言われているほどですね。
ただ、現代社会において、なかなかそこまで徹底するのは難しいと思います。
なので、寝る前にスマホやタブレットで電子書籍を読んでいる方は、せめてその時間だけでも目にやさしいKindle端末を活用することをおすすめしますね!
Kindle端末の比較
基本性能
では、ここまで紹介してきたKindle端末にどのような種類があるか紹介していきます。
一応キッズモデルというキッズコンテンツ読み放題が一年ついてくるモデルもありますが、基本的には上の三つのモデルから選ぶことをおすすめします。
僕個人のおすすめとしては「Kindle Peperwhite」ですね。
無印のKindleだと防水機能がないのがイマイチですし、OasisはPeperwhiteの2倍以上の値段がしますが、そこまで大きな追加機能がないように感じます。
広告つきか広告なしか
Kindleには広告つきと広告なしのものがあります。
広告つきってなんだ?と思う方も多いと思いますが、広告つきだと、スリープ解除をするたびに広告が表示されます。
そこまで煩わしいものではないのですが気にはなります。
価格として広告なしのものが2,000円高くなり、購入後に変更ができないため、注意ですね。
少しお金に余裕がある方は広告なしを選ぶことをおすすめします。
まとめ
僕自身は「Kindle Peperwhite」の8GB、広告なしのモデルを使用しています。
今まではスマホのKindleアプリで本を読んでいましたが、Kindle端末で小説とビジネス書を読むようになりました。(漫画はスマホで読んでいます。)
僕は意志が弱いのでスマホで読んでいるとついつい他のことをやってしまうんですよね(笑)
最近はKindleを活用して夜寝る前に一時間ほど読書をする習慣がついてます。
お風呂なんかでもたまに読んでますね。
また、暇だなあと思っている時でも、Kindle端末が目に入ると「あ、本読もう」という思考になったりもします。
端末自体は「Kindle Peperwhite」でも一万円は超えるため、決して安い買い物ではないですよね。
けれど、読書をしたいけど、他のやりたいことを優先しちゃうなとか、なかなか読書に集中できないという方こそ、このKIndle端末を活用して、新しい習慣を作るのも良いのではないでしょうか。