【ゲームレビュー】ゴーストオブツシマ 日本を舞台にした新しいオープンワールドの魅力

今回は発売から一か月が経過した「Ghost of Tsushima(ゴーストオブツシマ)」について、レビューをしたいと思います!

 

発売前からかなり話題になっていて、知っている方も多いかもしれませんが、新しいタイトルということもあり、まだ様子を見ている人もいるかと思います。

なので、僕が実際にプレイして感じた魅力などを紹介していきます!

たくさんあるオープンワールドゲームがある中で新しい挑戦がされている作品で、プレイして後悔する作品ではないので、ぜひプレイしてみてほしいですね!

Ghost of Tsushima(ゴーストオブツシマ)とは?

Ghost of Tsushima(ゴーストオブツシマ)とは?

Ghost of Tsushima(ゴーストオブツシマ)は2020年7月10日にSucker Punch Productions開発でソニーより発売されたPS4で遊べる作品です。

Sucker Punch Productionsはアメリカのメーカーで、有名なソフトだとinFAMOUSを開発した会社です。

がっつり日本を舞台とした作品を海外メーカーが開発するということで、発表されたときから話題になっていましたね。

では、まずはゲームのあらすじとシステムについて紹介していきます。

あらすじ

あらすじ

時代は文永(十三世紀後半)、モンゴル帝国(大元)は東方正解を征服するために、日本に侵攻することが計画されていた。

その足掛かりとして対馬(九州地方と韓国の間に位置する島)にコトゥン・ハーン率いる大群が上陸する。

これを防ごうと武士たちは戦ったが、壊滅してしまい、島を支配されてしまうこととなった。

しかし、その戦いで生き残った「境井仁」は武士の生き残りとして島の民を守るために戦うこととなる。

武士であった境井は侍の道に沿った正々堂々とした戦いでは勝てないと悟り、あらゆる手段を使って戦う「冥人」として、島を支配したモンゴル帝国に立ち向かっていく。

ゲームシステム

ゲームシステム

ゴーストオブツシマはオープンワールドのアクションゲームです。

対馬全体が舞台となっていて、日本ならではの島の自然や風景・寺や集落などを動きまわることができます。

鎌倉時代の日本が舞台ということもあり、ゲームの雰囲気が「時代劇」のように作られていて、日本らしさを感じながらプレイすることができます。

また、アクション要素としては、基本的には刀を使ったアクションが基本になっていますが、あらすじでも紹介したように、正々堂々とした戦いだけでなく、隠密で隠れて敵を倒したり、弓やくない、煙玉などを駆使して潜入をするいわゆる忍者のような戦い方もできます。

この二つのアクションを駆使して戦っていくのが本作の大きな特徴ですね。

なので、真正面から敵に立ち向かってくこともできますし、こっそり忍び込んで、敵を倒していくこともできます。

発売前はダークソウルのようないわゆる「死にゲー」のようなイメージを持つ人も多かったですが、実際はそこまでハードなアクションではないです。

また難易度もプレイ中に変えることができるため、どうしてもクリアできなかったり、そもそもアクションゲーム自体が苦手な人も難易度を下げて楽しむことができます。

ハードなアクションが遊びたい方は、一発でも攻撃を受けたら死んでしまうモードもあるため、そっちで楽しむのもいいですね。

隠密部分については、「メタルギアシリーズ」をイメージするとわかりやすいですね。

道具で敵を誘い出したり、弓で遠くから敵を倒したりと様々な方法で攻略していくことができます。

また、防具として、色々な鎧が登場し、鎧ごとに特徴があって、戦闘能力が上がったり、弓が使いやすくなったり、隠密がしやすくなったりと状況や自分のプレイスタイルに合ったものに切り替えられるのも面白いですね。

Ghost of Tsushima(ゴーストオブツシマ)の魅力

「和」をモチーフとした世界観

「和」をモチーフとした世界観

まずは、「和」をモチーフとした世界観です。

十三世紀後半ということで、日本は鎌倉時代でした。

まだまだ多くの自然が残されている時代で、日本ならではの自然や集落などがリアルに再現され、PS4の映像技術も相まって、美しい景色が作りだされています。

日本を舞台としたオープンワールドというのはあまりないので、隅々まで動き回って景色を堪能できるのは大きな魅力ですね。

また、ゲームシステム的にも「和」のモチーフを崩さないような工夫がされています。

特に印象的なのが、目的地まで案内する方法です。

オープンワールドでは、広大なマップゆえに、目的地までの道のりが地面に表示されることが多いです。

現代風の世界観ならそこまで違和感はないですが、自然豊かなフィールドだと違和感があったりしますよね。

そんな中、この作品では目的地の方向に「風が吹く」というシステムが採用されています。

このように、ゲーム画面上に余計なものが表示されないようになっているので雰囲気を壊さずにゲームに没頭する配慮がされているのも素晴らしいです。

また、ロケーションとして、温泉や神社を巡ったりできるのも「和」をテーマとした本作ならではの要素ですね。

徐々に増えていくアクション

徐々に増えていくアクション

ゲームをプレイしていて、おなじアクションばかりであると正直飽きてくることもあると思います。

特にオープンワールド系のゲームはそこまで大きな変化がないことが多く、似たようなアクションが多かったりしますよね。

そんな中、ゴーストオブツシマではアクションはもちろん使える道具や防具な終盤まで徐々に追加されていくので、最後まで新鮮な気持ちでプレイを続けることができます。

僕自身もプレイしていて、こんな終盤でも、まだ道具が追加されるのか!?と驚いたりしましたね。

数多くのサブクエスト

数多くのサブクエスト

最後にサブクエストが豊富にあります。

これはオープンワールド系のゲームだとありがちな要素ですが、大がかりなサブクエストから、ちょっと立ち寄った集落や道端で依頼をされたりすることがあるので、探索しているだけでも楽しいですね。

ただ、かなりの量のサブクエストがあるので、メインクエストが進まなかったりもします(笑)

今後の展望

今後の展望

では、最後に今後の展望です。

ゴーストオブツシマは無料アップデートで「オンラインモード」が実装されることが発表されています。

この発表がされたときは、かなり驚く方が多かったです。

ソロプレイとは結び付いていないようで、4つの能力が異なるタイプを選んで、協力して強大なボスを倒していくモードのようですね。

なので、より特化したプレイがすることができるのかなっと思っています。

配信は2020年の秋ごろの予定みたいなので、今から遊んでアプデまではソロモードを堪能しましょう!

まとめ

いかがでしたか?

オープンワールドゲームは多くのタイトルが発売されていて、僕自身もたくさんのタイトルをプレイしてきましたが、ここまで最後まで飽きずに遊べたゲームは久しぶりです。

また、身近な「日本」が題材となっていることも他のオープンワールドゲームにはない魅力ですね。

有名なタイトルは中世ヨーロッパや近代のアメリカなどを舞台にしたものが多いので、ここまで時代劇風に作られた作品は珍しいと思います。

オープンワールドゲームはたくさんやったから飽きちゃったなぁという方もプレイして損する作品ではないと思うので、ぜひ遊んでみてください!

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